京都府よろず支援拠点

TEL:075-315-8660(8:30-17:00 土日祝休)

工場改革で生産効率250%アップ オリジナル商品の展開も開始

工場改革で生産効率250%アップ
オリジナル商品の展開も開始

昔ながらの製法で御朱印帳や和本を製作する山崎紙工株式会社。
昨今の御朱印帳ブームで注文数が伸びる中、生産効率向上とオリジナル商品展開に挑む。
(京都府よろず支援拠点 コーディネーター 小澤 慶男 ※コーディネーター紹介

【会社概要】

山崎紙工株式会社

代表取締役社長:山崎 正純(やまざき まさずみ)
住 所:京都府京都市上京区竹屋町千本東下る
U R L:http://kyoto-shion.jp/
1965年に創業した山崎紙工株式会社は、昔ながらの製法を守り、
自社工場にて、ほぼ手作業で御朱印帳や和本を作っている。

山崎紙工 本社

 

御朱印ブームで需要増、 作業効率向上が急務に

御朱印帳や和本の生産・販売を 行っている相談者は、自社の伝統 を広く世に伝えつつ、時代のニー ズに合う商品を販売することを目 的に「京都紫音」ブランドの立ち 上げを決意。御朱印ブームの影 響で既存商品の受注は増えてい たが、工場内に新規事業を始め るためのスペースが確保できてお らず、生産も追い付いていないこと から、作業効率の改善を必要とし ていた。

 

作業現場の改善と ブランドの確立

担当したコーディネーター(以下 CO)が工場を訪問し、作業内容 や工程、工場スペース、受発注方 法など改善すべきポイントについて 細かくヒアリングを行った。工場内 のレイアウトは創業時からほぼ変 わらず、現在では使用頻度の低く なった古い機械や材料で埋め尽 くされ、新たな作業をするための スペースや材料保管場所すらな かった。さらに、工場自体も小道を 挟んで第一工場と第二工場に分 かれており、作業動線が非効率 的となっていた。

また、新商品である「京都紫音」 ブランドについて、商品の特性や 市場環境、対象とする客層、知的 財産権取得の可能性など知財 総合支援窓口の専門家とチーム を組んで調査分析を時間をかけ て行った。その結果生産性向上、 ブランドの確立と販路開拓が必 要だと判断された。

 

整理整頓、清掃や 商標登録を実施

作業現場における、生産スペース の確保と生産工程の改善とともにオリジナルブランド商品の開発・立 ち上げを行い、独自ルートで販売 することを提案した。作業現場は「整理、整頓、清掃、 定位、定品、定量」を徹底して生 産スペースを作り、さらに個人で作 業する方式からラインによるレイアウ トに変更した。

立ち上げた独自ブランド「京都紫 音」については、商標登録を行っ て下請け状態からの脱却を図り、 積極的なビジネス展開の象徴とし て位置づけた。販売は、ネットを中 心に展開し、SEO対策、商品の 見せ方、ネットショップの整備など ホームページの改良も支援した。

 

生産効率250%アップ 販路拡大も進んだ

作業現場を徹底して整理したこと で、スペースが確保され、生産効 率が向上した。また、第一工場と 第二工場の役割を区分すること で、通路の確保や動線が改善さ れ、増床することなく改善前との比 較で生産効率を250%アップでき た。さらに、作業状態の見える化 が進み、生産工程の管理がしや すくなった。

ブランドづくりの点では、商標登録 出願が済み、審査および商標登 録を待つ状態であり、ネット販売 の準備も完了し、販売体制を整え ることができた。相談者は「昨年 から取り組み始めている「京都紫 音」オリジナル商品の開発・生産・ 販売がこの支援のおかげで円滑 に展開できるようになった」と支援 に対して大変満足している。


支援の流れ

      01
  • 御朱印ブーム到来で受注が増加していたが生産が追いつかなかった
      02
  • 作 業 効 率を高める現場改善と新ブランドの確 立が必 要だと分析
      03
  • 作業現場改善の結果、生産効率が250%アップ。新ブランド商品のネット販売もアドバイス
      04
  • オリジナルブランド「京都紫音」を立ち上げ、販売体制が整った

<< 前のページに戻る

メルマガ購読

セミナー情報

京都府よろず支援拠点

京都産業21

〒600-8813
京都府京都市下京区中堂寺南町134
京都府産業支援センター

TEL:075-315-8660
FAX:075-315-9091
email:yorozu@kyoto-yorozu.jp
営業日:平日8:30~17:00
京都府よろず支援拠点は、(公財)京都産業21が運営しています。